観劇レポ

【劇団☆新感線】初乗車してきました【ミナト町純情オセロ】

ミナト町純情オセロの案内パネル
ミナト町純情オセロ 案内板

ごきげんよう。いかがお過ごしですか?

劇団☆新感線に「ミナト町純情オセロ 月がとっても慕情篇」で初乗車してきましたー!

3/10の初日に行ってまいりました。

なぜ今回初乗車に至ったのかって?

三宅健が好きだからー!!!です。

当方、V6が好きなので。

そういえば舞台やミュージカルなどに触れるきっかけはだいたい彼らですね、考えてみると。

観劇後の書き殴りメモを参考に書いているので、ネタバレ大いに含みます!

これから観劇予定の方は、回れ右!をおすすめしますよ〜

あと全体的にまとまりがないかも!ご了承くださいませ。

あらすじ

あの戦争が終わって十年ーー。

復興とともに新たな混沌が生まれつつあった1950年台の日本。ヤクザの間でも、血で血を洗いシノギを削る争いの末、新たな勢力がのし上がりつつあった!

その中の一つが、関西の港町。神部をシマに戦後の混乱の中で勢力を拡大した沙鷗組である! その中心にはブラジルの血を引く若頭筆頭、亜牟蘭オセロ(三宅健)がいた。

図抜けた腕っぷしと度胸を武器に、若頭補佐の汐見丈(寺西拓人)とシマを広げてきたオセロ。しかし、四国の新興ヤクザ観音組に組長を射殺された現場で、オセロはその場に居合わせた町医者・村板の娘、モナ(松井玲奈)に惚れ、組を抜けてカタギになることを決意。

これが「オセロを二代目組長に」と考えていた、先代組長の未亡人アイ子(高田聖子)の恨みを買う! アイ子はモナに横恋慕する市議会議員の三ノ宮一郎(粟根まこと)も利用して、裏切り者オセロを地獄に突き落とすと心に決める・・・。

襲名辞退を知った沙鷗組の上部組織・赤穂組は、四国から船で来襲する観音組を倒すことを条件にオセロの足抜けを認める。そこでオセをは瀬戸内の漁師を束ねる顔役に力を借りて、観音組を会場で迎撃! 作戦は見事に的中して観音組は壊滅に追い込まれた!

だが、アイ子の奸計によって、オセロは次第に友や恋人に対する嫉妬、そして不信の心を掻き立てられていく。その渦は周囲の人々を巻き込み、逃れることのできない悲劇へ誘うのだったーー。

ミナト町純情オセロ 作品紹介

ミナト町純情オセロ 公式HP

感想

三宅健さま

健ちゃんが関西弁喋ってるー!

しかも違和感特にない!めっちゃ上手いじゃん!

いっぱい練習したのかしら。

三宅さんの舞台用の声?で関西弁でしかも早口ってことで、ちょっと聞き取りづらいところもあったんですが、まあでも前後の文脈で流れわかる人間の処理能力すげーなー。

三宅さんって特徴的な声してるんですけれども、

本人曰く声変わりしてないんじゃないかって3/11の健ラヂでおっしゃってましたけど、喉仏が坂本くんとかは四角くとがってるじゃん?でも俺ゴムみたいな感じで尖ってないんだよね、だから声変わりしてないんじゃないかって。

その特徴的な声を、劇中で三宅健演じるアムラオセロの真似をする他の演者さんたちが何人か出て来るんですけれども、みんなうまいのよ。声真似似てるからすごいもうみんな笑っちゃって。

観客も多分三宅ファンクラブからの人が多いっていうのもあると思うんですけど、三宅さんの真似してる人がいる時の笑い声多いのよ。

他の人が他の人の真似してる時はあまり注目されないというか、今回初めて観る演者さんが多くでまだ認識というか記憶できていないというのもあると思うんですけれども、健ちゃんの時よりはお客さんの反応が薄いというか。

まあとにかくみなさん三宅健の真似が上手いっていう話。

あと可愛いのよ。

モナちゃんが可愛いって発狂するオセロas三宅健がいるんですけれども、いやはや可愛い!

かわいー!って言って走り回るし踊るしウッキウキだし、もう可愛いしかない。

自然と笑顔になる。可愛い。

元々三宅健さま可愛いのに、そこに可愛い行動足しちゃったら、もう可愛いが倍増するじゃん(?)

亜牟蘭オセロ

オセロはブラジルと日本のハーフらしく、日本にもブラジルにも居場所のない男で。

どちらにもルーツを持つからどちらも故郷と呼べる場所であって、いつでも受け入れられるはずなのに、どちらにも受け入れられず、どちらからもはみ出しもの扱いされるというのは、どの世界でもあることなんでしょうか。

1950年代という時代背景もあって、今よりずっと許容されずらい社会だったはずだし、そんな中で拠り所がない中で生きていかなければならないオセロの心情。

そりゃあ甲斐甲斐しくお世話してくれて、自分を慕ってくれる可愛い子を拠り所にしたいというのは、難しい話じゃないし、むしろ自然とそうなるのではないかなあ。

ただ、モナさんをゴールに!って言ってたけど、モナと一緒になって組抜けて、それが達成したら、そのあとは?って思っちゃったな。

どこかで聞いたことあるのは、目的や目標、理由を人(変化するもの)にするなっていう言葉。

誰かのために何かをするとか。そういうのは、よくないって。

もしこちらが勝手に誰かのためになるだろうと思ってやったことに対して、その相手から何の反応や報酬がもらえなかった時に、こちらが勝手にしたことであるから、相手に何かを求める方が間違っているのだが、人間見返りが欲しい生き物なので、その見返りがなかった時に勝手に怒ったりね。

そういうことが起こってしまうし、誰かのこの意見に感動してそれについていく!ってなったとしても、それを発言した人もまた人間なので、数年後にはその意見をひっくり返してしまうかもしれない。

そうなった時に、元の意見の信者としては、手のひらを返したその人に対して、ありえないと憎悪の感情を向けるかもしれない。

だからこそ、変化するものを目標や目的に据えるべきではない、という意見を昔どこかで知って、今の私はそれに納得しているわけですが、だからこそ今回もオセロに対してそう思ってしまったというか。まあどうでもいいんですけど。作品の内容には今回ここは関係ないので。

モナちゃん

か、かわい〜〜!!!!

え、えー、かわいい!何だこの子!

白いふわっふわのワンピース着て、ぴょんぴょん跳ねて!

でも関西のちょっと押しが強いというか、ちょっとした圧が完全に関西の女の子ですごい。

というかかわいい。

そんなかわいい格好で、声で、迫られたら、そんなんオセロたんもイチコロよ。

夢見る女の子って感じで、助けてもらったオセロに恩と縁を感じて求婚までしてしまう。

でも芯が強いというか、自分が決めたことは貫くという意志の強さが素晴らしい。

さすが、戦後に大学まで出た医者の娘って感じですわ。(偏見か)

ちょっと舐めてたというか、申し訳ないんですが、全然眼中になかったので。

その分被弾率が高かった。。

松井玲奈さん、かわいいです。最高です。

オセロたんと幸せになってね。って気持ちになった。

SMは文学

いやあ、赤穂組の奥さんの言葉なんですが、強烈すぎて忘れられませんでした。

「SMは文学」だそうです。

赤穂組の奥さんはサディストで、ドロンジョ様みたいな格好してた。レザーのキャスケットかぶって。

癖強すぎる。

rrrrrrrってめっちゃ巻き舌。私巻き舌できないので、どうなってるのか詳しく知りたい。(どうでもいい)

どうしてSMは文学って言葉が出てきたのかというと、オセロが次期組長に承認?されるためにアイ子姐さんと赤穂組事務所訪れた際のオセロから語られた物語に感動してですね。

オセロが組長辞退して、カタギになると。そしてモナさんと一緒になります!という要約するとそういう内容を話していたんですが、そこでオセロが、

「俺はブラジルにも居場所がなくて、唯一俺を受け入れてくれて拠り所になってくれると思ったのがモナさんなんです。

だからこの人のために生きていきたい。組を抜けることを許してください。」

みたいな話を組長襲名すると思っていた席でされたから、みんな面食らってるんだけど、赤穂組の奥さんは感動して号泣しているという。

そして出てくる「SMは文学」という名言。(迷言?)

確かにオセロが語る内容は文学だし、SMが文学なのであれば、オセロの語った物語もSMということになる(?)。

いやそのオセロの話聞いてみんな納得してるし、モナの父ちゃんも最初は激おこで「オセロがうちの娘たぶらかしたんやろ!」いうて怒鳴り込んでくるんやけど、娘の自分がオセロさんに首っ丈なんです!っていう話聞いて結局すぐ許しちゃう。

その後すぐにみんなモナちゃんのこと奥さんて呼ぶし、オセロのことも旦那さんっていうし、親の許しがもらえたらもうすぐに夫婦なんか?祝言とかあげんでええの?呼び方すぐそんな変わる?奥さん!

いや、わからん。

三ノ宮

いや、このおっさん。

観劇した後の書き殴りメモに、「まじ三ノ宮wwwww」って書いてあって、本当に三ノ宮に対して私おもろいと思ってたんですね。いや実際めっちゃおもろかった。何あのおっさん。

結構アホ。ヤバヤバおじさんじゃん。

三ノ宮先生っていう市議会議員の先生が、沙鷗組のやってる店の常連なんですけど、この人モナちゃん好きなんですよ。

いい年したおっさん(おじさん)が、大学出たばっかりの医者の娘のモナちゃんが好きらしいですわ。

いや別に歳の差がどうとか、そういう理由で咎めたりはしないです、私。

本人らが納得してて、それで結ばれてるんやったら別に、いいやん。お幸せに!ってなるよ。

けど三ノ宮のおっさんは一年もずっと影から見てるだけ、しかもモナちゃんを勝手に美化して崇拝の対象くらいまで行ってる。

自分の理想を押し付けて、自分は金も権力も持ってるから手に入れられるって勝手に思ってるのがね、ちょっと気持ち悪いというか。

これは個人の意見なんですけれども。

まあそれをアイ子姉さんも利用するんですけどね。

それで利用するにあたって赤穂組の事務所にも連れて来るというか、忍ばせとくんですけど、結局オセロとモナは組に許されて感動されて結ばれることになったから、三ノ宮の出番なかったんですよ。

そしたらみんな引き上げた後、三ノ宮が隠れてたところから出て来るんですわ。

グリコの格好して。

いやまじで笑い止まらんかった。

白のブリーフ?ランニングパンツ?に白のタンクトップで胸に赤字で三ノ宮って書かれてて、ポーズもグリコ。

もう最高にグリコですやん。

ちょっとこれには笑いが止まらず、しんどかった。

他にも色々邪魔しようとしたりして、変装して潜入しときってアイ子姐さんに言われるから三ノ宮のおっさんめっちゃ変装するんやけど、大体女装やしこれまた似合ってるし、このおっさんだけずっとコスプレしてるみたいになってた。

アイ子姐さん

沙鷗組組長の奥さんで、現在は未亡人。

組を引っ張る存在です。

そんな姐さんが、オセロは親分庇ったんじゃなくて女庇って負傷しただけらしい、という風の噂を聞いてしまい。

親分が亡くなったのは仕方のないこと、オセロが庇ってくれたけど庇いきれへんかった、仕方のないこと、と思ってやり過ごそうと、立ち直ろうとしていたところにこの話。

親分を亡くしたことに対する怒りは、行き場がなかったのに、この話を聞いたおかげでオセロに向かってしまった。

親分を亡くした悲しみと怒りが、オセロに向かってしまった。

そして姐さんのオセロへの復讐劇が始まります。これでこの物語が大きく進んでいく。

いやまあね、行き場のない怒りって消化しようにもしきれないじゃないですか。

それがオセロという行き場を見つけてしまって、そんなん聞いたら恨みはそっちに向かってしまうのもわかる。

行き場が見つかればね、感情の行き場が見つかれば、ぶつけられるとことがあるのならその方が楽だからね。

でこの人おしゃれなんやけど、着物色々変わってておしゃれさんで見てるの飽きひんのやけど、着物の柄が般若。最初の赤の着物は蜘蛛やったかな。

でも以降、般若の顔が描かれた着物しか着らんの。もしかしたら姐さんの心情を表してた?いかつい着物やわ。

ストーリー展開

いやまじで読めませんでした。

基本的に舞台とかの物語って、大体ここに落ち着くんやろうなっていう道筋が途中でわかるようになると思うんですけど、今回に関しては全く読めへんかった。

コメディタッチで特に前半はコメディ感が強くて、ポンポン話進んでたからかもしれませんが。

モナちゃんと一緒になることをゴールにしたオセロが、そこに至るまでの紆余曲折の物語なんかなー、と始まってすぐは思ってたけど、事務所行ったらすんなり2人の結婚許されるし。

でも組はまだ抜けられへんかったから、じゃあオセロが組抜けるまでの物語かと思ったら、アイ子姐さんとかいう強敵現れるし。

えーどこに向かうんですかこの話、と思いつつ、楽しいし見入ってしまった。

後半はやはり、アイ子姐さんのオセロの嫉妬心を煽るのが本格的になってきて、ドロドロ感が強かったです。

どんどん話が進むにつれてアイ子姐さんが憎たらしくなって来るという。

でも完全に嫌いにはなれないというか、気持ちもわかるというか。

これほんと、みんなの勘違いと風の噂とで進んでいくものですから。

汐見丈

汐見たーん。

あなたは関西弁と標準語が混ざりますね!

生粋の関西人ではないのかしら?

そんな描写ありました?見逃してただけかな。アメリカかぶれっていうことはわかった。

いや、汐見たんもスターだね。

投げキッスあんなねっちょりやる人おる?しかもみんな喜んで取りに行ってるという。

サイコーっすね。汐見たん、君はスターになれるよ!天才だしね!

寺西拓人くんは、多分今回初めましてだったんですが、舞台映えしますね、彼。

声も通るし、可愛いし、彼気に入りました。(誰)

汐見たんさ、アイ子姐さんに利用されて、オセロの恋敵の位置に勝手に上がらされるんだけど、

よく聞いたらちゃんと、ゆき、って言ってるんだよなー。

まあでもオセロはもう汐見とモナの仲を疑っていて、そういう風に取れる話が出てきたらもうそれは汐見とモナの関係だと決めつけて思い込んでみてしまうオセロに、会話の中身をしっかり聞く余裕はないか。

汐見たんまじで何も悪くないのにね、勝手に舞台に上がらされて踊らされて。

まあでも三ノ宮が一番気の毒か。

あの人もアイ子姐さんに勝手に舞台上がらされて、一番踊らされて結局その従ってた相手に殺されるという。

殺すと思ってたら自分が殺されちゃったアハ。

赤穂組

この話、沙鷗組の内乱じゃないですか。

これで誰が得するかって、赤穂組なんすよね。

赤穂組が、頭のいなくなった沙鷗組を潰して、島を広げようという魂胆だったと。

結局いろんなことが入り混じって話が展開していった。

アイ子姐さんはオセロに恨みをぶつけて人生を狂わせたかったし、

オセロはアイ子姐さんに乗せられて、モナの人生をそして自分をも狂わせることになったし、

汐見も勝手に引き摺り込まれ、三ノ宮もモナちゃんを手に入れたいがために踊らされ、

赤穂組は赤穂組で沙鷗組の領地を手に入れて島を広げたかった。

だから赤穂組は沙鷗組を四国のヤンキーかぶれを襲撃させてオセロを亡き者にしたかったんだけど、簡単にはいかず、オセロたん強いから生き残っちゃったんだよね。

赤穂組には都合が悪かったし、面白くない展開。

でも最終的には、アイ子姐さんのおかげで沙鷗組が勝手に自分らで自滅してくれて、赤穂組的には収まりは良かったのかな。

どうでもいいけど、アイ子姐さんのやってたことがバレて、SMおばさんお姉さんに捉えられてる時の話なんやけど。

「SM全日本協会のマゾ全員で食ってかかるぞ」的なことを言ってて、「そんなんあるんですか!?」って下っ端に聞かれた後、「知らんけどー」って答えてたところ、めっちゃ関西やなーって感じました。よくいう。

結局

結局、モナちゃんの証言のおかげで、オセロはちゃんと親父のことも庇ってたし、アイ子姐さんが聞いた話はデマだった。

アイ子姐さんもオセロも、デマに踊らされた人間に親を殺されてるから、デマには敏感で、大っ嫌いだし、証拠を強く求めてしまう。証拠を求めてしまうことによって、証拠がないなら黒という極端な考え方になってしまう。

そんな2人が結局デマに騙されてお互い傷つけあう。

周りの人間も巻き込まれて、アイ子姐さんに最初にデマを伝えた奴は死ぬ、アイ子姐さんにオセロがモナに送った岩塩を渡したえみちゃんも死ぬ、なんの罪もない、ちょっと純粋すぎただけのモナも死ぬ、汐見に遊ばれてたゆきも死ぬ、挙げ句の果てオセロも自害。みんな死ぬじゃん、この話。

とオセロがモナ殺して自害したところで私は気づいた。

ロミジュリじゃん。

それもそのはず、この話の原作はシェイクスピアのオセロー!

いやめっちゃシェイクスピアだわー。

というか思い出したらちゃんと開演する前にシェイクスピアってアナウンス流れてたー!

シェイクスピアじゃん、めっちゃ。うわー、と思いました。

そういえば私、シェイクスピアあんまり好きじゃなかったな。

人間の醜いところが露呈する話大好きじゃん、あの人。

だから面白いんだと思うんだけど、でも胸くそ悪いじゃん?

勝手にハッピーエンドを求めて見に行ってたので、余計うわー胸くそわる!って思っちゃったんだよなー。

シェイクスピアの喜劇で面白い、ハッピーな気持ちになれる話があれば、どなたか教えてください。

ちなみに今回の原作はこちら

まとめ

なんと言おうと三宅健が可愛い

オセロas三宅健が最高に可愛かった。

番台からぬってコーヒー牛乳片手に出てくるところとか最高に可愛かった。

あとモナちゃんが可愛いって踊って叫んで騒ぐオセロが一等可愛い。

下ネタを言う三宅健も珍しくて良かった。ありがとう、劇団☆新感線。

と言うか、長い!17:30開演で、19時ごろに20分休憩、終演は21時すぎてました。

長いな!でも全然引き込まれて観れちゃうんだけど!

みんな長丁場でお疲れ様でした、、、

3時間半かー、まあシェイクスピアだからな。

今回、「月がとっても慕情編」だったから、続編があるのかなーと勝手に思ってたんですが、これが続編だったんですね!

橋本じゅんさんが前回のオセロだったみたいで、そちらも見てみたいなーと思った。けどDVDは買わなかった。(なんでだよ)

結局オセロは嫉妬で狂ってモナちゃん殺しちゃうし、あれ蘇生してたら間に合ったんじゃないかなってちょっと思ったけど(小声)、自分も殺しちゃうし。

アイ子姐さんもオセロに組んで破滅に落とすし、自分の身も破滅に追いやるし。

ハッピーエンドを勝手に求めてた私からするとあまりいい終わり方はないけど、オセロ死んじゃうんだもんー、自害しちゃったんだもん。

まあでも罪のなかったモナちゃん殺しちゃって、その後の飄々と生きていけるわけないだろうし、遅かれ早かれ死を選んでたんだろうけど。

初めて愛した人を手にかけてしまって、しかも死んだ後にその子は何も悪くないって知って、全ては自分が悪いって知ってさ。

まあ悪いのはアイ子姐さんなんですけれども!生き続けられないよな。

自分が初めて買って身を守ってきたナイフで自害するとかさー、あー、もうさー、つらい。辛かった。

やっぱりシェイクスピア好きじゃないかもしれない。

余談

三宅健のファンは訓練されているので、三宅健が投げキッスをしたら帰ります。

カーテンコールも結構何回もやってくれるし、観客側も期待してずっと拍手して待ってしまうんですが。

三宅健のファンは昔からもうコンサートで幾度となく訓練されているので。

今回は汐見たんが劇中で投げキッスしてたこともあって、その真似ということですんなり(?)してくれたし、その合図で三宅健のファンは帰る体制に入れるという。

仕事ができる男だ。

さすが三宅健さま。愛してるよ。

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